死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

死別後を生きるの人気ブログ記事

  • 不器用な方向音痴

    目的地はわかっている。 そこへ行く術は、もう何年も学んだ。 だのに未だに辿り着けない。 ぐるぐるぐるぐるとさ迷って、 時折泣きそうになるけれど 最近はたいして涙も出ない。 疲れ果ててその場にしゃがみこんでいる。 これ以上どうしてよいかわからない。 導き手も現れない。 諦めて 諦めて、このままゆっく... 続きをみる

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  • 離れ難きもの

    この数日、目覚めと共に、「ああ…悲しい」と感じているのに気づく。 春一番が吹いたようだ。 また春が来る。 9年という歳月。 一日とて思わない日はない。 たまらなく会いたいという思いと それは死ぬまで叶わないのだという葛藤を抱き続けながら生きながらえてきた日々。 悲しみの出口は分厚いカサブタですっか... 続きをみる

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  • color

    透明なわたしの前に まずは 悲しみのヴェールが果てしなく覆い、 その上を日常のあれやこれやが流れていく。 だからかな 見える景色が何もかも薄ぼんやりとしている。 ほんとうは 光輝いているんだろうに。

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  • 死別後を生きる19

    主人が亡くなった年の年末。 2015年のあの日までは彼はここにいたのに、 来年の、これから先のどこにも主人はおらず、 そんな世界で生きていかなくてはならないことに 言葉では言い表せない思いを抱えて過ごした。 子どもの頃は「新年」を迎えることに粛々とした静かで清らかで明るい気持ちがあって、それは大人... 続きをみる

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  • 6回目の祥月命日

    6年前の今日この時はここにいた。 ラインで 「おはよう」と。 「おやすみ」 はなかった。 それからずっと、わたしは悲しみと共に 生きている。 *タイトル訂正しました。 大きな勘違いをしていました(^^; 最初に読んでくださったみなさま、 失礼いたしました。

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  • 悲しみと向き合う

    誰もいない部屋で ひとり ごろんと横になって 空に向かって呟く。 〇〇ちゃん(夫愛称)… 返事はなく 悲しい静寂だけがそこにあり 静な涙が 頬をつたう。 (わたしも連れてって…)

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  • 今年が終わろうとしている

    今年のあの日までは 主人はここにいた。 もうすぐ新しい年がくる。 365日 一日とて主人の存在しない年が。 この先 ずっとそういう年が繰り返される。 なんだが少し緊張して 呼吸が浅くなる。 淋しくて悲しくて 泣けてくる。 胸が痛い…

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  • 忘れないうちにメモっとく

    夢を見た。 細かいことは割愛。 どこかの博物館?で待ち合わせ。 マイペースで作品をゆっくりと 見て回ったわたしは、 少々主人を待たせた。 待ち合わせ場所の扉の向こうに 主人が見えた。 ヘッドホンつけて 音楽を聴いてる。 わたしに気づくと、 ちょっとはにかんだような 笑顔を浮かべて 照れ隠しにヒュー... 続きをみる

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  • 約束ね

    子どもをきちんと 社会に送り出すことが、 後を託されたわたしの 仕事だと思っている。 だから今は、 毎日がんばって生きている。 でもその仕事が終わったら、 わたしもここを発つ。 『その日』を設定した。 体内に組み込まれたタイマーが動き始めた。 アラーム音を合図に、 これでわたしもきっと逝く。 ゴー... 続きをみる

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  • もう許してもらえませんかねぇ

    わたしも還りたい。

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  • 記録途絶える?

    あんなに毎日泣いていたのに、 今日は不思議と 涙が出ない。 代わりに(?) そばで 主人が泣いてるような気がしてならない。 「今さらながら、ごめんな。 死んでもうて、ごめんな。」って。 大丈夫。謝らなくていいよ。 ただね 淋しいだけ。 会いたいだけ。 これ書きながら、 泣けてきた。 まだまだ記録更... 続きをみる

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  • 2016年元旦

    胸が痛い… 帰ってこなかった、お正月。 胸が ずきずきずきずきする。 ほんとに いなくなっちゃったんだね。 何もかもが どうでもよくなった人生 …どう生きていこう?

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  • 生きのびてしまった

    あの日から今日まで よく生きてこれたな。 元来 気もからだも強くできてると 自分でも思っていたけれど、 さすがに 死ぬかと思うほどの衝撃だった。 どうやら 死にながら生きのびてしまった。 そうして 今年はあと少しで終わるけど、 こんな思いを抱えての人生は も少し続くんだろうな。 頑張んなきゃ。 頑... 続きをみる

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  • 死別後を生きる2

    主人の人生は あの日で終わったけれど あんなにひどい衝撃を受けてもなお、 わたしの人生は続いている。 わたしにはまだ、 子どもをちゃんと 育て上げるという仕事が 残っているから こうして生かされているのだろう。 この先の自分の人生に なんの期待もしてないし 夢や希望や 欲すらもなくなって、 亡霊の... 続きをみる

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  • Welcome

    形はどうであれ わたしはわたしをあちらの世界に 押しやってくれる力を 感謝とともに 悦んで受け入れます。 『その時』は どうぞご遠慮なく。

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  • なんとか立ってる

    日々の暮らしの平静さを保つために おそらく 自分が思っている以上に 歯をくいしばって 頑張っていると思う。 夕食の片づけもしてない アイロンかけなきゃ あー、今日はまだ 洗濯も干してない。 お風呂にも入んなきゃ… 思えば思うほど からだが動かない。 眠りの世界に逃避して 目覚めた時の 雑然とした部... 続きをみる

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  • 恋しい

    今日やっと、 主人の死後やらなければならなかった 大きな事務仕事が終わった。 書類を書き上げた瞬間 うれしくて 「できたー!」 と叫んだ。 主人に向かって。 …そうだ いないんだったよね。 暮らしの中の ちいさな出来事を それから感じたり考えたりしたことを (ねぇねぇ~) って聞いてもらえるあたた... 続きをみる

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  • 安心させない

    目を閉じて (今、このからだがなかったら…) とイメージしてみる。 それは わたしは死んだということだろうか。 いや… わたしは『ここ』にいる。 水が水蒸気となるように、 その働きを全停止してしまったからだも 煙となって やがて見えない空(くう・そら)と 一体になる。 そういえば義父が亡くなって ... 続きをみる

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  • 新機能

    あのときできた 死ぬまで消えない傷を人前で隠す。 もう二度と 一生 ただの一度も 『会えない』 …と思った瞬間、自動的に涙が出る。 この半年あまりの間に、 こんな機能が わたしに新しく備わりました。

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  • 夢のハナシ

    主人と同じ空間にいる。 ちょっと違和感なのは、彼がピンクのパジャマを着ていることと 彼が可愛がっている男の赤ちゃんが、(彼の)手のひらサイズってこと。 それ以外はいたってふつうに時間が流れている。 ちょっとズボラな主人も垣間見て。 わたしは「相変わらずだなぁ」と思ったりしている。 少ししてわたしは... 続きをみる

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  • 最後の願い

    夢から覚めたい もうこれ以上寄り道をせず 真っすぐに還りたい ドアの向こうに飛び込む勇気がほしい たった今 今 今 !

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  • 結婚記念日

    29年前。 たぶん、 これまでの人生の中で一番笑ってた日。 さっきもふと思った。 もう、この世で会うことはないのね。 わかっているんだけど、 いつまでたっても馴染めない。 涙がこころに滲む。

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  • こころ模様

    涙の海でずうっと溺れている。 沈みもせず 陸(おか)にも上がれず 救いの手はなく 掴もうにも一本の藁すらない。 零れ落ちる涙もまた すぐさま海の水の一部と化し だから、誰もわたしが泣いているとは気づかない。 苦しい 苦しい  そして 酷く悲しい。 8年たっても。

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  • くじけそうになる

    相変わらず不快な症状が続いている。 かれこれ1年近くたつ。 この3−4ヶ月は、月の半分は口内炎の痛みと共に過ごしている。 体調がすぐれないからだろうか… さっき久しぶりに少し泣いた。 主人が亡くなって8年余り わたしなりに頑張って生きてきた。 高校生だった子ども達の進学・就職。 いずれもスムーズに... 続きをみる

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  • 死別後を生きる18

    また春が廻ってきた。 今年でまる8年。 8年前の今頃は、主人は文字通り心血を注ぎながら目前の仕事に打ち込んでいた。 あぁ…そうだ。 8年前の今日はまだ生きていたんだな。 このところまた朝が特に辛い。 泣くことはないけれど、目が覚めたとたんあの血の涙が流れる心臓をぎゅっと掴まれたような痛み、 逃れよ... 続きをみる

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  • 死別後を生きる17

    世の中は 食うて はこ(=便)して 寝て 起きて さてその後は 死ぬるばかりよ かの一休禅師の名言 生きることの核心をついている。 わたしは歴史が好きで、その手のドキュメンタリー番組やドラマをよく見る。 「かつて存在した」 偉業を成し遂げた偉人も 凄惨かつ極悪非道を成した悪人も、 罪なき犠牲者も ... 続きをみる

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  • 死別していなかったら 今日はどんな一日だっただろう

    死別して3年が過ぎたばかりの頃、 わたしは上司の誘いを受け、 新しい職場・仕事にチャレンジすることにした。 死別という大きな大きな変化の後、 今度はこういうこと(転職)がわたしに起こり、新たな道を進む時がきたのだと、 このうねりに素直に乗っかろうと踏み込んだ一歩だった。 ところが、だ。 それまでの... 続きをみる

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  • 死別後を生きる15

    死別してこの春で6年。 いったいこれはなんなのだろう。 遠ざかっていた波が、またこちらに戻ってきたような。 外向きに現れている自分と内側の自分との乖離感。 6年前のようにはもう泣かないし涙も出ないけれど、涙の代わりがどんどん内に積もっていっているのがわかる。 (あー、わたし辛いんだな)と思う一方で... 続きをみる

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  • 消化試合

    勝ち負けはおいておいて。 すでに決着はついている。 だから 残りの人生は いかように生きてもいい。 今日は3回目の祥月命日。 あの日から わたしの意思の働かないところで 身体とこころが勝手に生き続けている。 だからわたしは笑う。 ほんとうのわたしは泣いているのに。 本質はもう終わっている。 わたし... 続きをみる

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  • 傷つけてしまった

    実家のある地方に住む親友から 「変わりない?」 と、久しぶりのラインが届いた。 吹き出しみっつ たてつづけに返信。 ① そちらであった大きな事故。   大丈夫だった? ② 主人に会えない悲しさで、最近また   涙することが多くなったの。 ③ 年明けそちらに行くことになったので   会いたいな。 こ... 続きをみる

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  • 今日で終わり

    わたしが 悲しみのどん底にあったとき してもらってうれしかったこと こころの中で望んでいたけれど してもらえなかったこと その両方を 悲しみのどん底にある人に わたしは してあげられる人になろう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 9回目の月命日を過ぎた頃から 急に泣くことが減りました... 続きをみる

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  • 瞬き

    駅のホームに立ち、 行き交う電車を眺めている。 遠くの向こうから 通過列車が現れ、 あっという間に 目の前を通りすぎていった。 それはまるで、 わたしと主人との 出会いから別れの ほんの一瞬の一部始終のように。 行ってしまった列車は もう見えず わたしはホームに立っている。

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  • 冷たい殻の中で

    きっとわたしは今、 新しい世界に産み落とされた 卵の中にいるのだ。 堅い殻を自分で破り 殻の外の世界に 出て行かねばならないのだろうけれど、 まだ殻を破る力も 十分備わっていないし、 そうする勇気もない。 なにより 外の世界が信じられない。 まだ 信じたくない。 今日も涙が出る。

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  • STORY

    『わたしの物語』の中から 突如主人がいなくなった。 それと同時に これまで繋がっていたと 思っていた人物も消え、 反対に 途切れていたと思っていた人が ふいに現れ、 新たな人物が登場し 相変わらず そばにいてくれる人達がいる。 背景は何も変わっていないのに、 登場人物が大いに変化した。 物語は 今... 続きをみる

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  • なかなか慣れない

    朝の目覚めが 一番きつい。 主人のいない世界には そう簡単に 馴染めそうもないな。 長期戦の覚悟を。

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  • 2015年暮れ

    いよいよ年の瀬もせまり 世間はあわただしく 新年を迎える準備をしている。 わたしもその波に押されながら 後ろを ふりかえりふりかえり ふらふらと 街を歩く。 主人を置いてきぼりにしたまま 前に進んでいるような そんな切なさと、 進み行く前方のどこにも 主人のいない現実に 打ちのめされたような気持ち... 続きをみる

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  • 足踏み

    まだ逝けないから。 この辛さから逃れられるならば せめて 狂わせて! それさえも 今はゆるされないし、 都合よくそうもいかない。 ここでわたしは 毎日悶え苦しんでいる。 ハートに開いた 大きな傷の裂け目から 見え隠れする世界に、 飛び込む勇気が まだ備わっていない。 いつか行くのだろう。 主人のい... 続きをみる

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  • しなる杖

    何気ない日常の中にあった 主人の優しさや穏やかなぬくもりは 思い出のすべてにあって、 それがわたしの 生きるよすがとなっている。 わたしが地面に倒れそうになっても倒れないのは それが強くて柔らかいからだろう。 今もなお、 わたしは主人のそんな愛に支えられている。

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  • 不幸じゃない

    一説によると、 『配偶者の死』は 人生における最大のストレスらしい。 そんなストレスを受け、 確かに 生き辛い毎日を送っているけれど 苦しくて苦しくて どうしようもない時もあるけれど なぜだか 自分が不幸だとは思わない。 わたしの内側が 愛された記憶とともに、 愛するこころと 感謝の気持ちに 満た... 続きをみる

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  • つれづれなる思い

    主人には突然死されたので、 わたしは置いてきぼりにされた… という思いがあり 正直ちょっと (いや、とっても?!) 主人を恨んでたりもする。 そのせいか、 遺影の前に座るのも嫌。 たまにお線香はたてるけど 手は合わせたくない。 お供えも気まぐれに。 全然大事にできない。 残された方は 『こんな思い... 続きをみる

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  • おはよう

    今朝もまた 〇〇ちゃん(夫愛称)のいない世界に やってきました。 あと何回 こうやって目覚めれば、 わたしもそちらへいくことを ゆるされるのかな。 毎日がんばってるよ。 じゃないと 生きてなんていられないもん。 …ちゃんとわかってくれてる?

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  • 羨む

    幸せそうな家族 微笑み合うカップル どうかその日常の 当たり前の時間を大切に… 我が家の子ども達が、 いつも幸福に生きる道を 選択していけますように。 こころから願う。 まるで 亡くなった人のように。 けれどもわたしは生きている。 ハートとからだの状態が 合致しない苦しさが続く。 職場の通路に ご... 続きをみる

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  • ごまかしながら生きていく

    よく生きていたものだ と思えるくらいのショックを受けて、 こころにパックリと開いた 大きな傷からは、 今でも血の涙が流れ続けているけれど それに気づかないふりをしたり その傷が癒えてきたように思ったり そんな風に錯覚するのが上手くなったな。 全然そうじゃあないのにね。 その証拠に ちょっとでもそれ... 続きをみる

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  • 諦めと少しの期待

    あの日から ただの一度も会ってない。 声も聞いてない。 世界中のどこを探しても 決して見つけることはできない。 死に別れたということは、 こういうこと。 もういないってわかってる。 よーくわかってる。 でも ひょっとすると ふらりと帰ってくるんじゃないかって ちょっぴり期待してしまう。 それからま... 続きをみる

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  • ワープ

    ふつうに笑って 世間話をしているときは、 主人のいた元の世界に戻ってる。 たぶん… もうこっちに帰ってこなくていいのにな。

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  • 受容

    表面上はなんの前触れもなく その日はやってきた。 別れのことばを交わすこともなく 最期の瞬間を見届けられることもなく 主人は突如わたしの前から 姿を消した。 どうしてこんな別れ方を しなければならなかったんだろう!? どうして どうして! こころが激しく波打つ一方で、 静かにこれを受け容れている自... 続きをみる

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  • 死別後を生きる

    主人が死んで、 わたしも半分死んだ。 半分の身で生きていることの 苦しさったら!! 子どもがいる。 彼らがわたしを支えてくれている。 彼らのおかげで わたしは生きていられている。 けれども。 だから生きていなくちゃならない。 (こんな風に思うのは子どもに 申し訳ないけれど。 でもこれが正直な気持ち... 続きをみる

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  • 最後の贈りもの

    「〇〇ちゃん(夫愛称)は、わたしの歩く打出の小槌だよね。」 「もう何も出ぇへんで。出しすぎたわ。」 亡くなる2日前の、いつもの夫婦の会話。 出会ってから25年余りの間に 主人はわたしに物心両面、 ありとあらゆるものを与えてくれた。 わたしはほんとうに満たされていて、 こころの底から(幸せだなぁ) ... 続きをみる

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  • あの日

    はじまりは 「おとうさん、死んだって」 という、子どもの電話から。 ジリジリと朝を迎え 主人の待つ地へ向かう。 『こんな思い』を抱えて 新幹線に乗るのははじめて。 きれいな朝なのに、悲しくて悲しくて… 冷たくなった主人のからだには、 そこにはもう、主人はいなかったな。 まるで隕石を全身で受けとめた... 続きをみる

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  • 憤怒

    怒っている。 応援している野球チームに。 投げては打たれ 貧打で得点できず エラーでもしようものなら 見ているこっちはストレスMAX。 怒っている。 頼りにして受診したのに、あっさり塩対応した医師に。 あの時のわたしの小さな訴えを鵜呑みにした医師にも。 あれがきっかけで、ずーっと不快な症状に悩まさ... 続きをみる

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  • ◯◯ちゃんを

    この世にいないことはわかっているから あの世に探しに行きたい

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  • 6年目の涙

    5月になった。 命日が迫ってきたからか、この不安定なお天気 気圧のせいなのか、 今日は朝から酷く身体もこころも重い。 目覚めてすぐからの漠とした不安感。 胸の辺りのもやもやとした感じ。 頭の中は何かで充満していて、 テレビから流れる明るい声はわたしには煩く、 立っているのも息をするのも煩わしくて ... 続きをみる

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  • 壊れてゆくわたし

    「俺と結婚してよかった?」 と聞かれたことがある。 わたしが死ぬ間際に答えると返事をした。 答えを聞かずに彼は先に逝ってしまった。 6年前の春、主人と死別した。 その間、子どもふたりの進学・就職を見守り励まし支えてきたが、問題を抱え、自立には未だ遠く…崖っぷちの小道から落っこちないかとハラハラここ... 続きをみる

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  • 死別後を生きる14

    3年たって、 また避けて通れない険しい道が現れて 今はそこに足を踏み入れているのだろうか。 悲しくて悲しくて 辛くて辛くてしかたがない。 いつもなら助けに来てくれるのに 迎えに来てくれるのに。 のたうち回るほど苦しいのに、 今日も生きてる。 なんで?

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  • 堪える

    『会いたい…』 という 素直であたたかなハートに 『もう二度と会えない』 という現実の刃が 容赦なく切りつける。 傷つくのがわかっていても 日に何度も その刃に立ち向かってしまう。 会いたい 会いたい 会いたい…! 主人を想えば想うほど ハートは痛手を被るけれど それでも想ってしまう。 愛してるか... 続きをみる

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  • その理由(わけ)

    息苦しいのは 主人がいなくなったからだ。 からだが 引きちぎられたように痛いのは 主人がいなくなったからだ。 生きる世界が 一変してしまったのは 主人がいなくなったからだ。 主人がいなくなった…。

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  • 抱きしめて

    こんなに苦しくて 辛い思いをしてるのに いないなんて… ひどいなぁ。 あの 大きくてあたたかい胸に 抱きしめられたい。 死ぬに死ねないし… もう 倒れそうだよぉ。

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  • 大晦日

    遠ざかっているのか それとも 近づいているのか… ただ 今わかっていることは、 悲しみが どんどん増している ということ。 新しい年が くるのが怖い。

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  • 助けてほしい

    あの日から 泣きながら 仕事して家事をして。 役所を回って事務手続き 節目節目の法事 世間に向かって 「ありがとう。大丈夫。」と 笑顔を見せ、 時に 悪気のない日常会話に 小さく傷ついたりしながら 7ヶ月あまりがたちました。 なんだかなぁ… とっても疲れてる。 疲れました。 主人のぬくもりに 触れ... 続きをみる

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  • 特典

    泣くことなんて めったになかったわたしが あの日から 毎日毎日泣いてます。 皆勤賞だよ(苦笑) そろそろ涙のスタンプで ポイント欄がいっぱいになるから、 そうしたら 一回会いにきてくれないかな…

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  • 本音

    辛い 苦しい 会いたい 淋しい 痛い 絶望 助けて 寒い 重い 暗い ため息と涙 これらがぐるぐるぐるぐると 混ざりあったもの。 表現のしようがない。 わたしの生命の大部分が これで占められてしまった。 これを抱えて 生きていくのはほんとに大変だ。 主人にしがみついて大泣きしたい!

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  • 絶望をかわすコツ

    未来を思い描くと 絶望してしまう。 どこまでいっても 主人のいない世界。 もちろん生きていれば、 この先 楽しいこともうれしいことも たくさんあるだろう。 でもその度に きっと思い知らされる。 主人がいない…ということを。 今日だけを 今だけを なんとかやり過ごしていく。 この積み重ね。 足元だけ... 続きをみる

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  • 泣く

    このところまた、 泣けて泣けて仕方がない。 わかっているけど もう会えない。 会えない。 会えない… こんな日は 泣いて泣いて 堪えるしかない。 主人以外の誰にも わたしを癒すことはできない。 その主人はもういないから、 わたしはこれに堪えるしかない。 これも主人との 結婚生活の一部なのだろう。 ... 続きをみる

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  • 本番に向けたレッスン

    あしかけ6年の交際期間の約半分は 遠距離恋愛だった。 あと数ヶ月でまる21年 というところで終わった結婚生活も、 やはり半分近くは単身赴任で離れてた。 主人のいない暮らしは 日常といえば日常だった。 赴任先に戻る 主人を見送るわたしのこころの片隅には いつも (これが最後かも) という思いもあった... 続きをみる

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  • いたのにいなくなっちゃった

    去年の今日はいたのにねぇ。 去年はいたのに… 〇〇ちゃん(夫愛称)抜きで 年越ししちゃうんだなぁ。 これからも 〇〇ちゃんのいない時を 生きていかなくちゃならないんだね。 さみしいなぁ… ほんとにさみしい。 泣けて泣けて仕方がない。 会いたいよぉ。

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  • できるかな?

    「〇〇ちゃん(夫愛称)、 〇〇ちゃんがわたし達のすぐそばにいることを わたしに信じてもらいたいなら、 わたしがずっと欲しかったあのバックを クリスマスに届けて。」 と見えない主人に向かって話しかけてみた。 これができたら あなたの存在を信じましょう☆ かぐや姫のように(?!) 無理難題を押しつけて... 続きをみる

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  • 楽しみにしてるね

    自分が死ぬ日を 待ち焦がれるような日がくるなんて 思ってもみなかったな。 会いたいなぁ。 会いたい…

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  • こころがけていること

    自分の役割(子育て)が終了したら さっさとここを離れる。 それまでは 一所懸命に生きる。 長生きしないように頑張る。

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  • 呟きとため息と

    世間はもうすぐクリスマス。 そしてお正月。 そんなこと どうでもよくなっちゃった。 あと もういくつ寝たら会えるんだろ… はぁ~…(涙)

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  • 花開く

    玄関の花瓶に活けてある一輪の百合には 5つ6つとつぼみがついてて、 それぞれが絶妙なタイミングで 花開いていく。 ひとつが誇らしく芳しく咲き 少しの間そこにあって やがてしぼみ始めると、 次のつぼみがゆっくりと開き出す。 そんな花開かせる力と同じ力が 主人を連れていったのだと思う。 抗いようのない... 続きをみる

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  • 生木を裂かれるように

    突然の雷(いかづち)が いっぽんの木をふたつに裂いた。 裂けた半分は あっという間に地面に倒れ 土に還ろうとしている。 倒れなかった半分は むき出しになった木肌から涙を流し 痛みを堪えながら 半分になった根っこと そばに立つ2本の若木に支えられ なんとか倒れないように立っている。 わたしは 生木を... 続きをみる

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