死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

2016年1月のブログ記事

  • 辛くても

    主人に会いたい。 一日も早く会いたい。 生きていることは 本意ではないし、 生かされていることに 恨みすら感じるけれど それでも 共に日々を 生きてくれている家族に わたしの気持ちに寄り添って 一緒に泣いてくれる友に わたしの生を 支えてくれる人たちに 感謝のこころだけは 忘れずにいたいと思います。

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  • 悲別

    我が家は長い間 単身赴任家庭だったので、 亡くなって8ヶ月たった今でも、 その感覚に陥ってしまうことがある。 これまでと変わらない日常。 …と意識した途端、 そうでないことを思い出す。 それから 魂の抜けた 冷たくなった主人の身体や 葬儀やあれやこれやの風景や ~記憶の引き出しを 片っ端から開けて... 続きをみる

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  • 救われない

    目が覚める度に 身体がまっぷたつに 引きちぎられるようだ。 きゃー と、声にならない叫びが 身体中に響く。 生きていなければならない。 狂ってはならない。 仕事して 家事をして まっとうな暮らしを送らねばならない。 ほんとうは ずっと眠っていたい。 さもなくば 狂っていたい。 苦しんでいなきゃなら... 続きをみる

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  • 満身創痍

    ぼろぼろだ… こころも身体も痛くて。 そんな自分を引きずりながら なんとか ふだん通りの 暮らしを送っている。 わたし 頑張ってるんだけどなぁ… もう わたしのことは 助けてくれないの? もう わたしとは 一緒に生きてくれないの? どこに行っちゃったの? 目には見えないキズが どんどん増えてきてい... 続きをみる

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  • わたしだけじゃないのにね

    こころが痛くて痛くて 泣いてしまう。 泣き疲れて 宙をぼんやり眺める。 ふと気づくと そんなわたしの姿を 心配そうに 切なそうに 子どもが見ている。 「大丈夫だよ、おかあさん。 一日一日おとうさんに近づいているよ。 すぐに会えるよ。」 …ごめんね。

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  • 支離滅裂

    子どものために 『生きていなくちゃ!』という思い。 もうしばらくは こんなに悲しい思いを 子どもにさせたくない という願いと 親としての義務感と。 『生きていたくない』という思い。 主人に会いたい。 死ぬまで会えないのなら、 早く終わりにしたい。 生きてる実感のない毎日を 生きる苦しさから逃れたい... 続きをみる

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  • 寝ても覚めても悲しい

    昨日昼間の出来事と リンクした?夢を見た。 ずいぶん着古した モスグリーンのセーター姿の 主人の背中が目の前にあって。 その背中に腕を回し、 ぎゅっと抱きしめて 主人の背中に鼻をつけ すぅー っと、大きく匂いをかいだ。 そうしておかなければならない理由を 頭に浮かべながら。 ふたりで子どもを見送っ... 続きをみる

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  • 堪える

    『会いたい…』 という 素直であたたかなハートに 『もう二度と会えない』 という現実の刃が 容赦なく切りつける。 傷つくのがわかっていても 日に何度も その刃に立ち向かってしまう。 会いたい 会いたい 会いたい…! 主人を想えば想うほど ハートは痛手を被るけれど それでも想ってしまう。 愛してるか... 続きをみる

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  • 天に向かって唾を吐く

    神だか仏だかわからないけれど そこに仲間入りした主人は、 わたし達を見ている。 でも、 守ってはない。 見てるだけ… そもそも主人が死んだ時、 わたしも半分もっていかれたのに それでもこうして生きているのは ―わたしの意思に反して― 生かされている としか言いようがない。 命の決定権は神にあり、 ... 続きをみる

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  • 悲嘆

    主人と死に別れてすぐの頃 わたしは 誰かにこの辛さをわかってほしかった。 慰め 助けてほしいと思っていた。 「言葉がない…」 多くの人が口にした。 こころの理を深く学んだ人は わたしの話を静かに聞き、 おそらくわたしより もっと辛い死別をされた方の 話をしてくれた。 一緒に涙し わたしのこころに寄... 続きをみる

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  • ひとりごと

    悔しいこと 悲しいこと うれしいこと 面白かったこと 些細な出来事 びっくりするようなこと 子どものこと 今日あったこと 何にもシェアできなくなって 8ヶ月…たったの… あとどれくらいの時間を こころの中のおしゃべりで すませていかなければならないんだろう。 こうやって 主人を喪った現実を目の当た... 続きをみる

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  • GOOD LUCK

    今頃ふたりで 奮闘してるはず。 今日は 上の子のセンター試験。 決して 『勉強ができる』とは言えないけれど、 真面目でコツコツ頑張れる努力家 大きくて深い優しさの持ち主で… 主人の気質を受け継いだその子は、 主人を喪って泣いてばかりのわたしと すっかり気落ちしてしまった兄弟とを 慰め励ましながら ... 続きをみる

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  • セツナイオモイ

    会いたくて 会いたくて… 会いたいねぇ 会いたい…

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  • 死別後を生きる3

    どうやら 大嵐は過ぎ去ったようだ。 永遠の別れ 喪失 という経験でこころに負った 大きくて深い傷は、 少しずつ少しずつ わたしの内側に沈みこみ、 わたしのハートを成すものの 一部となりつつあるように思う。 主人との死別後、 その傷ばかりを眺めて ひながいちにち うちひしがれていたのに、 ふと気がつ... 続きをみる

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  • 美しい処へ

    主人が亡くなる一年ほど前、 ふたりで 『天国に一番近い島』へ 短い旅行に行った。 空と海の青さと 風のそよぎを感じながら、 他愛のないおしゃべりをしたり 黙って手をつないで散歩して きれいな景色をながめ お腹がすいたら 一緒に何かを食べて 贅沢なゆっくりとした時を過ごした。 去年の春 明日はまた赴... 続きをみる

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  • 受容2

    とどのつまり 『〇〇ちゃん(主人愛称)』という 夫を喪った 『わたしの』孤独と淋しさを ほんとうに理解できる人は わたし以外の誰一人としていないということに 8ヶ月近くたった今頃気づき… 死別未経験者の 悪意のない無邪気なコトバに いちいち傷つくことなく、 あるいは 優しさ故の 的外れな思いやりは... 続きをみる

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  • あたらしい夫婦のカタチ

    主人が亡くなって間もなく わたしは 主人とわたしの結婚指輪を ひとつの指輪に リフォームしてもらった。 その指輪は、 もちろんわたしの 左手薬指にある。 晴れて 冷たい空気の澄んだ今日。 ふと 主人は今度はあっちで わたしはこっちで 共に生きながら なすべき何かが あるような気がしてきた。 その『... 続きをみる

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  • なんでいないんだろ

    なんでいないんだろ なんでいないんだろ …こんな思いで こころがいっぱいになる時がある。

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  • かくれんぼ

    面影ばかりを追う毎日は 悲しい。 声に出さず こころの中ですませてしまう会話は どこか虚しい。 すぐそこにいるのなら わかりやすく知らせてよ。 せめて 光のさす向きを教えてよ。 静まり返ってるなんて ずるいよ。

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  • 記録途絶える?

    あんなに毎日泣いていたのに、 今日は不思議と 涙が出ない。 代わりに(?) そばで 主人が泣いてるような気がしてならない。 「今さらながら、ごめんな。 死んでもうて、ごめんな。」って。 大丈夫。謝らなくていいよ。 ただね 淋しいだけ。 会いたいだけ。 これ書きながら、 泣けてきた。 まだまだ記録更... 続きをみる

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  • 瞬き

    駅のホームに立ち、 行き交う電車を眺めている。 遠くの向こうから 通過列車が現れ、 あっという間に 目の前を通りすぎていった。 それはまるで、 わたしと主人との 出会いから別れの ほんの一瞬の一部始終のように。 行ってしまった列車は もう見えず わたしはホームに立っている。

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  • 冷たい殻の中で

    きっとわたしは今、 新しい世界に産み落とされた 卵の中にいるのだ。 堅い殻を自分で破り 殻の外の世界に 出て行かねばならないのだろうけれど、 まだ殻を破る力も 十分備わっていないし、 そうする勇気もない。 なにより 外の世界が信じられない。 まだ 信じたくない。 今日も涙が出る。

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  • STORY

    『わたしの物語』の中から 突如主人がいなくなった。 それと同時に これまで繋がっていたと 思っていた人物も消え、 反対に 途切れていたと思っていた人が ふいに現れ、 新たな人物が登場し 相変わらず そばにいてくれる人達がいる。 背景は何も変わっていないのに、 登場人物が大いに変化した。 物語は 今... 続きをみる

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  • その理由(わけ)

    息苦しいのは 主人がいなくなったからだ。 からだが 引きちぎられたように痛いのは 主人がいなくなったからだ。 生きる世界が 一変してしまったのは 主人がいなくなったからだ。 主人がいなくなった…。

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  • 抱きしめて

    こんなに苦しくて 辛い思いをしてるのに いないなんて… ひどいなぁ。 あの 大きくてあたたかい胸に 抱きしめられたい。 死ぬに死ねないし… もう 倒れそうだよぉ。

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  • なかなか慣れない

    朝の目覚めが 一番きつい。 主人のいない世界には そう簡単に 馴染めそうもないな。 長期戦の覚悟を。

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  • 2016年元旦

    胸が痛い… 帰ってこなかった、お正月。 胸が ずきずきずきずきする。 ほんとに いなくなっちゃったんだね。 何もかもが どうでもよくなった人生 …どう生きていこう?

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