死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

あたらしい夫婦のカタチ

主人が亡くなって間もなく

わたしは

主人とわたしの結婚指輪を

ひとつの指輪に

リフォームしてもらった。

その指輪は、

もちろんわたしの

左手薬指にある。


晴れて

冷たい空気の澄んだ今日。

ふと

主人は今度はあっちで

わたしはこっちで

共に生きながら

なすべき何かが

あるような気がしてきた。


その『何か』のために

主人はあっちへ行かなければならず、

わたしはまだこっちに

残らなければならないような…。


きっとこれも

おおきなおおきな

自然の営みのひとつなのだろう。


まだまだ淋しいことに

変わりはないんだけれどね。