やっぱり 半分はもっていかれたんだと思う まいにち目覚めて絶望し 今日の一日の そのどこにも主人はいないのだと 自分に言い聞かせながら わたしのその日がくるまで 暇潰しでもしているかのように 何かをしたりしなかったりして過ごし (明日は目覚めませんように)と わずかな希望を抱きながら眠りにつく こ... 続きをみる
2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様
やっぱり 半分はもっていかれたんだと思う まいにち目覚めて絶望し 今日の一日の そのどこにも主人はいないのだと 自分に言い聞かせながら わたしのその日がくるまで 暇潰しでもしているかのように 何かをしたりしなかったりして過ごし (明日は目覚めませんように)と わずかな希望を抱きながら眠りにつく こ... 続きをみる
明日のお弁当の下ごしらえをしながら ひとりキッチンでつぶやく。 「〇〇ちゃん(夫愛称)に会いたいなぁ…」 「〇〇ちゃんは死んじゃったから もう会えません。」 それを聞いた 最初のわたしが涙ぐむ。
主人が亡くなったんです! もうほんとうに、どこにもいないんです! 会いたいのに会えないんです! 会いたいのに会えないんです! 誰かにこの気持ちを理解してほしいとか 聴いてほしいとか もう今さらそんなことは思わないけれど こころの中で 声にならないわたしの叫びが響いてる。