死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

2016年10月のブログ記事

  • 結びなおし

    主人がまだ生きていた頃。 一緒に街を歩いていた子どもが あるお店の看板を見て 「あそこのお店、ちょっと気になる。」 とつぶやき、 ふたりで近づいて見てみた。 そこは 日本の伝統技術をアレンジして作る アクセサリー ~主には婚約・結婚指輪を売るお店だった。 美術品を眺めるように ショーケースの品々を... 続きをみる

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  • つぶやき

    今さらながらだけど… ほんとにほんとに 死んじゃったんだなぁ わたしが生きてる間は 会えないんだなぁ 会えないんだなぁ… 会いたくて会いたくてたまらない。

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  • 修復

    あの日主人は逝ってしまい もう二度と~ただの一度とて~ この世では会うことはできないのだと 毎日毎日 来る日も来る日も(そう、今朝も) 自分に言い聞かせ 諦めさせてきたからだろうか 主人を喪うという あの凄まじいこころと身体の動揺が 強く深く刻みつけられた細胞で わたしの身体は 新しく生まれ変わり... 続きをみる

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  • 喪失の海に 頭のてっぺんから足先まで どっぷりと浸かって浸かって 泣いて泣いて… さんざんもがいたけれど、 そこから脱出することを諦め そこに在ることに抗わずいたら いつしかそこがわたしの 新たな居場所となり 説明はできないけれど 主人は死んではいないのだと (もちろん身体はなくなってしまったけれ... 続きをみる

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  • 癒す術

    睡眠許可証 あなたはこの一週間 夫との死別によるこころの大怪我の痛みに耐え お弁当や食事作りに洗濯、アイロンがけ 少し掃除もし 仕事にも真面目に取り組みました。 よって週末の休みの今日 眠りたいだけ寝ることをゆるします。 あなたの良心より ~朝、子ども達を学校に送り出してから 朝食の皿だけ洗い つ... 続きをみる

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  • 備忘録

    今朝がた見た夢。 家族4人で山登りをした帰り。 麓から家までの長い長い道のりを 主人が 「△△ちゃん(わたし)、おんぶしたるわ」 と、わたしをおぶってくれた。 街中をわたしをおぶって ずーっと歩く。 主人の広い背中のぬくもりを感じつつ ちょっと恥ずかしいわたし。 そのうち 子ども達とはぐれてしまう... 続きをみる

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  • 言い訳

    心臓が引きちぎられたまま 生きているよう… よく生きていられてる。 自分を甘やかそうと思う。 主人と死別して まだたったの1年と4ヶ月だから。 だからこんなに こころも身体も痛いんだ。 2年たって変わらなかったら まだ2年だから。 5年たっても10年たっても 変わらなければ それはまだ 5年しか ... 続きをみる

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  • この頃

    倒れてしまいそうな こころと身体を なんとか奮い立たせて 子ども達との暮らしを守るために 生きる努力を わたしなりに 頑張ってやってきたと思う。 でもここにきて 疲れがどっと出てきたようだ。 ご飯を作りたくない。 掃除も洗濯も億劫。 なにもかも投げ出して ずーっと眠っていたい。 『~ねばならない』... 続きをみる

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