死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

無題2

あの日、突然心臓を引きちぎられた。

それから一年以上、

まいにちまいにち

血が流れ

少しずつ少しずつ

傷がかさぶたで覆われて

流れる血も減ってはきたけど

でもまだこうして時おり、

じわりと滲み出てくる。



生きることに意味はなくていい。

目の前の出来事を~与えられた人生とやらを

死ぬまで淡々とこなしていくから。

ロボットのように。


感情をなくしてしまいたい。

痛みも悲しみも

もう何も感じたくない。


どんなに血が流れていようが

そんなことにはお構いなしに

自動的に生きていきたい。




生まれ変わりがあるとしても

わたしはもう

決して生まれてこない。


二度と愛するひとと

死に別れたくないから。