寝ても覚めても悲しい
昨日昼間の出来事と
リンクした?夢を見た。
ずいぶん着古した
モスグリーンのセーター姿の
主人の背中が目の前にあって。
その背中に腕を回し、
ぎゅっと抱きしめて
主人の背中に鼻をつけ
すぅー
っと、大きく匂いをかいだ。
そうしておかなければならない理由を
頭に浮かべながら。
ふたりで子どもを見送った駅前で。
主人はわたしにハグをして、
「△△ちゃん(わたしの名)、カラオケに行こっか」
と誘う。
「じゃあ何か、面白いことして見せてくれる?」
昨日お悔やみに来てくださった
会社の方から伺った
カラオケのエピソードを思い出して、
こんな会話を交わしてるんだな…ってわかってる。
目が覚めて
やっぱり…
深い喪失感だけがそこにある。