死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

寝ても覚めても悲しい

昨日昼間の出来事と

リンクした?夢を見た。


ずいぶん着古した

モスグリーンのセーター姿の

主人の背中が目の前にあって。

その背中に腕を回し、

ぎゅっと抱きしめて

主人の背中に鼻をつけ


すぅー


っと、大きく匂いをかいだ。

そうしておかなければならない理由を

頭に浮かべながら。




ふたりで子どもを見送った駅前で。

主人はわたしにハグをして、

「△△ちゃん(わたしの名)、カラオケに行こっか」

と誘う。

「じゃあ何か、面白いことして見せてくれる?」


昨日お悔やみに来てくださった

会社の方から伺った

カラオケのエピソードを思い出して、

こんな会話を交わしてるんだな…ってわかってる。



目が覚めて


やっぱり…


深い喪失感だけがそこにある。