死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

6年目の涙

5月になった。

命日が迫ってきたからか、この不安定なお天気 気圧のせいなのか、

今日は朝から酷く身体もこころも重い。


目覚めてすぐからの漠とした不安感。

胸の辺りのもやもやとした感じ。

頭の中は何かで充満していて、

テレビから流れる明るい声はわたしには煩く、

立っているのも息をするのも煩わしくて

部屋でじっとしているのが今のベスト。


身体の奥底から滲み出てくるように涙が出てきた。

泣く 

泣く

泣く


主人とソファーに並んで座り、たわいのないおしゃべりをしていた頃が恋しい。


主人の手  声 ぬくもり…

もう二度と触れることがないのだとわかっているから

濃い涙がでるのだろう。



死別は苦しい。