支えがない
主人が亡くなった時、あと5-6年は子ども達のために頑張って生きなければ!…と思った。
それぞれが学校を卒業し、社会へと巣立ち自立していってくれる~そう信じていた。
ところが。
ふたりとも不安定で、そうなれるという見通しが立たない。
もちろん、それぞれが一生懸命で責めるべきことはないのだけれど、元来の気質が大きく影響して、生き辛さを抱えながらグラグラグラグラ揺れている。
そうしてわたしも然り。
不安でいっぱいの子ども達を、
わたしは親として支えてあげなければと思うし、なによりそうしてあげたいと思っている。
でも、わたしも倒れそうだ。
振り返ればこの6年、こころが安まる時があっただろうか。
「まさかの坂」に転げ落ち、そのままゴロゴロとさらに落ち続けている。
主人が亡くなっても、さほど他を羨むことも妬むこともなく生きてきた。
でも、この頃つくづくと思う。
夫がいて子どもが成長し自立していく家族~周りの家族がうらやましい。
ないものねだりだとわかっていても。