死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

支えがない

主人が亡くなった時、あと5-6年は子ども達のために頑張って生きなければ!…と思った。

それぞれが学校を卒業し、社会へと巣立ち自立していってくれる~そう信じていた。


ところが。

ふたりとも不安定で、そうなれるという見通しが立たない。

もちろん、それぞれが一生懸命で責めるべきことはないのだけれど、元来の気質が大きく影響して、生き辛さを抱えながらグラグラグラグラ揺れている。

そうしてわたしも然り。


不安でいっぱいの子ども達を、

わたしは親として支えてあげなければと思うし、なによりそうしてあげたいと思っている。

でも、わたしも倒れそうだ。


振り返ればこの6年、こころが安まる時があっただろうか。

「まさかの坂」に転げ落ち、そのままゴロゴロとさらに落ち続けている。


主人が亡くなっても、さほど他を羨むことも妬むこともなく生きてきた。

でも、この頃つくづくと思う。

夫がいて子どもが成長し自立していく家族~周りの家族がうらやましい。

ないものねだりだとわかっていても。