死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

死別後を生きる2

主人の人生は

あの日で終わったけれど

あんなにひどい衝撃を受けてもなお、

わたしの人生は続いている。


わたしにはまだ、

子どもをちゃんと

育て上げるという仕事が

残っているから

こうして生かされているのだろう。


この先の自分の人生に

なんの期待もしてないし

夢や希望や

欲すらもなくなって、

亡霊のように生きている。


ただただ悲しみを堪え

日常の雑事で気をまぎらわせながら、

目の前の時が

過ぎ去っていくのを

待っている。


愛する人を喪うってことは

自分の人生も喪うということ。

だのに生きてるなんて

なんて苦しいことなんだろう!