死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

2015年暮れ

いよいよ年の瀬もせまり

世間はあわただしく

新年を迎える準備をしている。


わたしもその波に押されながら

後ろを

ふりかえりふりかえり

ふらふらと

街を歩く。


主人を置いてきぼりにしたまま

前に進んでいるような

そんな切なさと、

進み行く前方のどこにも

主人のいない現実に

打ちのめされたような気持ちとで

こころが潰れそうになる。


涙がたくさん

こぼれ落ちる。