本音3
(不謹慎を重々承知の上で)
毎日誰かが不本意にも亡くなったというニュースを聞いて、どうしてそれがわたしじゃなかったんだろうと思う。
日々の暮らしの中で、不安になったり腹がたったり不快な思いもするけれど、ちょっとそこから離れてみれば、そもそも生きてる間だけの問題で死んじゃえばそんなこともどーでもいいことだな、と思う。
他人から見れば甘えていると言われても仕方がないけれど。
前向きに生きようとこころを奮い立たせようとしたけれど、結局我慢する力・頑張る力、勇気もやる気もぺしゃんこなって、ただ死なないから生きてるだけの毎日を送っている。
こんなわたしがなんで死なないんだろう。
40代半ばでの主人との死別。
わたしにはこれが起こりそれから無色の毎日が続いている。
わたしの死はいつ起こるのだろう。
今日もまた、その瞬間を待っている。