死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

本音3

(不謹慎を重々承知の上で)

毎日誰かが不本意にも亡くなったというニュースを聞いて、どうしてそれがわたしじゃなかったんだろうと思う。


日々の暮らしの中で、不安になったり腹がたったり不快な思いもするけれど、ちょっとそこから離れてみれば、そもそも生きてる間だけの問題で死んじゃえばそんなこともどーでもいいことだな、と思う。


他人から見れば甘えていると言われても仕方がないけれど。

前向きに生きようとこころを奮い立たせようとしたけれど、結局我慢する力・頑張る力、勇気もやる気もぺしゃんこなって、ただ死なないから生きてるだけの毎日を送っている。


こんなわたしがなんで死なないんだろう。


40代半ばでの主人との死別。

わたしにはこれが起こりそれから無色の毎日が続いている。

わたしの死はいつ起こるのだろう。

今日もまた、その瞬間を待っている。