死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

本日終了

今日も

泣いて

寝てばかりの一日だった。


いくらでも眠れるし

眠っている間が一番楽で、

でも

目覚める度に味わう

喪失感のしっぺ返しは

かなり堪える。



主人が逝って8ヶ月。

半分の

こころとからだで

人生の再スタートを切って

まだたったの8ヶ月。


今はただ、

無為な時間を過ごしながら

這うように

前へ前へと進むしかない。


主人の待つゴールは

ここからは

見えないけれど、


とにかく


今日もなんとか

一日終わった。


これでいい。

辛くても

主人に会いたい。

一日も早く会いたい。


生きていることは

本意ではないし、

生かされていることに

恨みすら感じるけれど


それでも


共に日々を

生きてくれている家族に

わたしの気持ちに寄り添って

一緒に泣いてくれる友に


わたしの生を

支えてくれる人たちに

感謝のこころだけは

忘れずにいたいと思います。

悲別

我が家は長い間

単身赴任家庭だったので、

亡くなって8ヶ月たった今でも、

その感覚に陥ってしまうことがある。


これまでと変わらない日常。


…と意識した途端、

そうでないことを思い出す。


それから

魂の抜けた

冷たくなった主人の身体や

葬儀やあれやこれやの風景や

~記憶の引き出しを

片っ端から開けて

自分を現実に引き戻す。



出会ってから

長い交際期間を経て結婚し、

子どもが生まれ

家庭を築き

死に別れた。


わたしの人生で

最もこころあたたまる

経験の最後に訪れた

最高の悲しみ。


わたしにとって

もうこれ以上の悲しみはない。