死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

あの日

はじまりは

「おとうさん、死んだって」

という、子どもの電話から。


ジリジリと朝を迎え

主人の待つ地へ向かう。

『こんな思い』を抱えて

新幹線に乗るのははじめて。

きれいな朝なのに、悲しくて悲しくて…


冷たくなった主人のからだには、

そこにはもう、主人はいなかったな。

まるで隕石を全身で受けとめたような衝撃。

それでもわたしは、生きている。


目覚めるたびにあの日を思い出し、

(死んだよね)って確かめてる。



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はじめまして。

主人と死別して半年がたちました。

ココロの中にある思いを、

つらつらと…書き綴ってみたくなりました。

どうぞよろしくお願いします。

生木を裂かれるように

突然の雷(いかづち)が

いっぽんの木をふたつに裂いた。


裂けた半分は

あっという間に地面に倒れ

土に還ろうとしている。

倒れなかった半分は

むき出しになった木肌から涙を流し

痛みを堪えながら

半分になった根っこと

そばに立つ2本の若木に支えられ

なんとか倒れないように立っている。


わたしは

生木を裂かれたような別れを

経験してしまったんだな。

花開く

玄関の花瓶に活けてある一輪の百合には

5つ6つとつぼみがついてて、

それぞれが絶妙なタイミングで

花開いていく。


ひとつが誇らしく芳しく咲き

少しの間そこにあって

やがてしぼみ始めると、

次のつぼみがゆっくりと開き出す。


そんな花開かせる力と同じ力が

主人を連れていったのだと思う。

抗いようのない大きな力の前に、

ちっぽけなわたしは

ただただ泣きながらひれ伏すしかない。


淋しくて淋しくて

辛くてしかたないけれど、

でも不思議と

これが自然なのだとも思ってしまう。