死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

満身創痍

ぼろぼろだ…

こころも身体も痛くて。

そんな自分を引きずりながら

なんとか

ふだん通りの

暮らしを送っている。


わたし

頑張ってるんだけどなぁ…


もう

わたしのことは

助けてくれないの?


もう

わたしとは

一緒に生きてくれないの?


どこに行っちゃったの?



目には見えないキズが

どんどん増えてきているようで

ちっとも癒えない。

わたしだけじゃないのにね

こころが痛くて痛くて

泣いてしまう。

泣き疲れて

宙をぼんやり眺める。


ふと気づくと

そんなわたしの姿を

心配そうに

切なそうに

子どもが見ている。


「大丈夫だよ、おかあさん。

一日一日おとうさんに近づいているよ。

すぐに会えるよ。」



…ごめんね。

支離滅裂

子どものために

『生きていなくちゃ!』という思い。

もうしばらくは

こんなに悲しい思いを

子どもにさせたくない

という願いと

親としての義務感と。


『生きていたくない』という思い。

主人に会いたい。

死ぬまで会えないのなら、

早く終わりにしたい。

生きてる実感のない毎日を

生きる苦しさから逃れたい。


そして

身体は勝手に生きている。

だのに

わたしの目から

涙が次々こぼれ落ちる。


泣いているのは

誰なんだろう。

わたしはなぜ

泣くんだろう。