人生を信じようと思う
まいにちが
泣きながら
絶望して諦める絶望して諦める…
その作業の繰り返し『だった』。
『だった』と言えるのは、
絶望し尽くして諦めきっている自分に
今は気づいているから。
会いたい…って思う。
さっきも
「会いたいね」って呟いた。
久しく会っていない友人に話すように。
激しい痛みを伴う
最高に悲しい出来事だった。
もう泣ける映画を観る必要はない。
『死』に動揺することもない。
立ち直ったという表現は
なんだかちょっと違うけれど、
倒れたままでもない。
どう…言葉にしたらいいんだろう?
わたしもあの時主人と共に死に、
この体験を抱え
この身体のまま
生まれ変わったと言えばいいのかな。
いまはただ
優しくて穏やかな温かさ
~まさに主人のような~が、
わたしを包み
わたしの内側をも満たしている。
境界線をなくして
わたしはそこに溶け込んで
それとひとつになろう。