死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

やさしい

主人が亡くなって
2年がたとうとしているけれど、
今も変わらず毎日会いたい。
「お父さんに会いたい」と
子どもの前でもしょっちゅう口にしている。


主人に体つきも気質もよく似た上の子🐻が
「ジェネリーック!」と
わたしの手を握ってくる。
「 ジェネリック(後発薬品)。
薬だから癒されるよ。
半分はお父さん、半分は自分(わたし)だから
副作用もないよ😉」


亡くなって間もなくの頃、
2階で受験勉強しながらも
階下のキッチンでご飯を作りながら
泣いているわたしの嗚咽が激しくなると、
降りてきて「よーしよし」とハグしてくれた。
泣きながらフラフラ歩く買い物帰りは
手をひいてくれた。


おかげでわたしも
寂しくても大丈夫になったよ。
ありがとう。