納得
本は全く読まない。
テレビもたいして見ない。
スマホで
ほんの気持ちネットニュースをのぞき、
あとはsnsやゲームを楽しんでいる(んだと思う)
故に
哲学や宗教・精神世界という分野さえ
ろくに知りもしないはずの下の子🐶
その子が主人の死について、
こう言ったことがある。
「お父さんは、神様の試験に合格したんだよ。
あの日、『はい、試験時間終了!君は合格!』って
上げてもらえたんだよ。」
人生の最期に大きな大きな仕事を達成した。
職場の同僚・部下の方々と共に撮った
その記念写真の彼の表情は、
疲労の後の安堵と
十分にやりきったという
この上ない満足したもので、
(この人生では)ここまでの仕事だったんだな
と、思わせてしまうほどいい顔をしていた。
だからわたしは
主人のことをちっとも可哀想だとは思ってない。
(ちょっと、詰めが甘くて残念だった
とは思っているけれど)
そうして『今』は、
みんながいつかは行きたいと思っている
天国?極楽浄土?にいて、
そこでわたし達を『見て』いる。
今週、わたしは不覚にも!
インフルエンザで寝込んでしまった。
思った以上に辛かった。
何度も主人の名前を呼んだけど、応答なし。
あれこれと助けてくれたのは上の子🐻
心安く休むことをゆるしてくださった上司と同僚
「できることは何でもするから遠慮なく言ってね」とメッセージをくれた友だち
あの世の人がこちらのことに何かと手を出すのは
きっとルール違反。
この世のことはこちらの人で
助け合って励まし合って頑張るしかないのだと
わたしは思っている。
日々お互いに様々な感情が渦巻く中で、
どれだけ目の前の相手に愛を注げるか。
この世の中に対し、
いかに自分という愛を与えることができるか。
主人は生まれて来るときに
身体いっぱいに蓄えていた愛を
この短い人生で出し尽くしたんだと思う。
彼の人生を振り返るとそう思う。
だから
「はい、合格」