死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

すぐに眠くなる偉大なる本

☆I AM THAT わたしは在る 

 二サルガダッタ・マハラジとの対話


(マラティー語からの英訳)

モーリス・フリードマン

(編集)

スダカール・S・ディクシット

(翻訳)

福間 巖



☆ニュー・アース


(著者)

エックハルト・トール

(訳者)

吉田 利子




ずいぶん前に入手して、当時は夢中になって読み、

それから時折手にとってはかいつまんで読み、

最近また、あらためて読みなおそうと試みつつ、思うように読み進めない二冊の本。


ここには真実が書かれていて、

真実を知ることを怖れているわたしが、

読むことを拒む。



『わたし』は何者か。


夫を亡くし、悲しみの中でもがきながらも、生を全うしようとしているわたしがわたしだと思っているわたしは実在にあらず。


そう納得させてしまう力強さが、前者の中にある。

そうして、その真実の力の前にひれ伏すことに抵抗するものの正体を紐解いているのが後者。


宗教や哲学・思想ともちがう。


おそらく

イエスのいう神

ブッダのいう空(くう)

アインシュタインが発見した宇宙

キング牧師が見た山の向こう


人びとのこころに

一瞬の静けさと感動を与える

音楽や絵画などの作品の中にある何か


それがほんとうのわたし。



わたしのこころにある

パックリと開いたままの穴は

それへの気づきの道標のようで…

だとしたら、

主人は

なんという置き土産をしていったのだろう!



ありがとう。