死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

父親

子ども達がものごころついてから

家族4人で暮らした期間は

5年もあっただろうか…

単身赴任で

離れていることが多かったので、

主人が子ども達と触れ合う機会は

ほんとうにわずかだった。


それでもふたりとも

お父さんが大好きだった。

お父さんが帰ってくる日を

みんなでこころまちにしていた。



11回目の月命日だった先日、

子どもとこんな会話をした。


「お父さんと一緒にいた時間が短かったから

これから大人になるにつれて

お父さんがどんな人だったか~こまかいことは

忘れていっちゃうだろうね。」


「大丈夫。海馬に張りつけてる(笑)」


「🐶(下の子)にとって、お父さんってどんな

ひとだった?」


「…欠けたところがない。」


ボキャブラリーの乏しい🐶だけど、

この短い言葉に

お父さんへの

ありったけの尊敬と愛がこもっている。


100点満点のお父さんでした。