父親
子ども達がものごころついてから
家族4人で暮らした期間は
5年もあっただろうか…
単身赴任で
離れていることが多かったので、
主人が子ども達と触れ合う機会は
ほんとうにわずかだった。
それでもふたりとも
お父さんが大好きだった。
お父さんが帰ってくる日を
みんなでこころまちにしていた。
11回目の月命日だった先日、
子どもとこんな会話をした。
「お父さんと一緒にいた時間が短かったから
これから大人になるにつれて
お父さんがどんな人だったか~こまかいことは
忘れていっちゃうだろうね。」
「大丈夫。海馬に張りつけてる(笑)」
「🐶(下の子)にとって、お父さんってどんな
ひとだった?」
「…欠けたところがない。」
ボキャブラリーの乏しい🐶だけど、
この短い言葉に
お父さんへの
ありったけの尊敬と愛がこもっている。
100点満点のお父さんでした。