死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

わからない

目が覚めて

主人のいない世界での

一日が始まる。


重い身体をよいしょと起こして

日々の暮らしにとりかかる。

朝がきて昼がきて

夜を迎えるけれど、

わたしの人生は遅々として進まない。


夢を見ているんじゃないかと

思う時もある。

あるいはわたしが、

別世界に紛れ込んだのか…

そうとでも思わないと、

やりきれないのかもしれない。


生きていくことが

こんなに大変なことになるなんて。


主人はどこに行ったんだろう。

わたしが今いるここは

どこなんだろう。