死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

逃げ出したい

パート先の上司の誘いをお受けして、

その事業所の正職員として、ある部署で今月から働き始めた。


…一週間で挫折。

経験のない作業と業務をこなしていかなければならないというプレッシャーに圧倒され、全身が硬直し、

何度も何度も気持ちを立て直そうと試みても、無理だった。

帰りの電車のホームで、

ほんの一瞬、無意識のうちにだったと思う。

(飛び込んだら楽になるかな)

という考えが頭をよぎり、

はっと我にかえって、限界だと認識した。


退職を申し出た。

社会人としてはあるまじき行為。

たくさんの方にも迷惑をかける。

そのことに対する申し訳なさはこころいっぱいにある。


みな何かしら、辛さ・苦しさを抱えて日々を生きていると思う。

だから、主人のことを理由にするのはなんだか卑怯な気がしていたけれど…

今回、あらためて自身のこころの内を見つめざるをえなかった。


まだまだ傷ついているし、グラグラだった。

ガソリンすらろくすっぽ入っていないオンボロ車で、高速道路を走ろうとしていたんだ。


自分が感じている以上に弱ったままだった。



疲れきっている。


迎えにきてほしい。


お願い…