死別後を生きる

2015年春 夫と突然死に別れ…
ふたりの子どもとともに残された
わたしのココロ模様

一日一日近づいていると思いたい

去年が終わり

今年になっても

なにも変わらない


虚の世界に生きている

朝目覚めて『いない』ことを認識し

今日という一日の枠の中を

歩いて止まって

食べて排泄して

話して黙って

笑って虚ろになって

…そんなこんなで塗りつぶす


哀しみの激しい痛みは

こころの奥の奥底に沈みこみ

涙の代わりに

後からあとから

吐息となって漏れ出ていく



つらい



ほんとうに

つらい



でもこれがわたしの人生なのだと

このつらさを引き受けている自分に

わたしは気づいている


そして

このつらさもいつか必ず終わるのだと

わたしを励ましている

自分にも気づいている




今日が終わる


よかった